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お知らせ&事例紹介

導入事例

1.自動化導入で新たな課題!?

フラットなベルト状の板金とボルトの溶接をロボットで実行しているお客様の例です。

 

5本ずつ部材をセットして溶接ロボットで溶接をするのですが、スラグがボルトのねじ部に飛び散ってしまうため、溶接後にダイスでねじ部についたスラグを削り落としているのです。

 

お声変えいただいた時には、このダイスを使ったスラグ除去工程を自動化できないか、というご要望でした。

 

しかし、工程上の問題点はより前工程で潰しておくことが基本ですので、そもそもスラグが飛び散らない方法を検討・提案することにしました。

2.全て自動化ではなくアナログを残す!!

全てを自動化することは理想ではありますが、継続して生産している現場の方の意見としては、まだまだ、人の手で実行するアナログ部分が残っていた方が安心できる面があるとのことです。

 

その理由としては、

・自動化の機械が故障したら生産がストップしてしまう

・なぜこの工程が必要であったかのノウハウが忘れられてしまう

・自動化を担当している人が不在となったら工程が止まってしまう

という点があげられ、必要な部分への自動化は実施しても手作業の部分を残しているのです。

 

今回のスラグ飛び散り問題については、溶接ロボットの動作に連動させて飛び散り防止カバーを提案したのですが、上記のような理由からカバーは手動で動くものであることを強くご要望いただいたのでした。

  

3.自動化の周辺サポートも

弊社では、自動化システムの導入をサポートしていますが、自動化に伴って必要となる手動の部分にもこだわりを持って開発・設計をしています。

 

また、今回の例のように、既存の設備に導入する際には、限られたスペースとなりますので、手動のユニットでも導入が難しい場合も少なくありません。

 

 

自動化にまつわる様々な生産現場での課題を解決する方法を提案してきますので、お困りの方はお気軽にお声かけください。

ホテル受付業務へのロボット導入FS(実現可能性調査)
株式会社水口センチュリーホテル

 

1.ロボット導入FSのきっかけ

 水口センチュリーホテルは、滋賀県甲賀市のビジネスホテル。アウトレットや忍者の里、水口工業団地の近くに位置し、多くの家族連れやビジネスで利用されている。

 近年、滋賀県ではチェーンのビジネスホテルが増加傾向にあり、当社のような中規模のビジネスホテルが生き残りを図るのが難しくなっている。そこで、フロントにロボットを導入することで他社と大きく差別化し、当ホテルの知名度を高めていきたいと考えた。

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